問題が起きた時に、リーダーがまずやる事とは?
メンバーが辞めそう
社員から問題が報告された
お客様からクレームがあがってきた
こんな場面、、、
組織をまとめる立場にいると
ドキドキしますよね(*_*)
問題が少しでも大きくならないよう
色んな考えが頭をよぎって
「なんとかしなくちゃ!!!」と
焦る気持ちになる方も多いと思います
ですが、ここでリーダーが
焦って判断すると
余計、問題をこじらせてしまいます
そんな時、どうすればいいのか?
私が実際やってきた方法をまとめたので
よかったら参考にしてみてください^^
・・・・
1、1人になって深呼吸
2、自分が何を恐れているかに気づく
3、何のために自分は問題解決をしたいのか
目的を思い出す
目的を思い出す
4、どんな形で問題を収束ができるといいか
自分の気持ち、周りの表情をイメージしてみる
5、紙に書き出し問題を解釈と事実にわける
6、問題を起こしたメンバーの
大切にしている事や事情や目的を考えてみる
「本当はどうしたかったのかな?」
「どんな状態で発言したのだろう」
「この人が大事にしているのはどんな事だろう」
原因追及は厳禁!!NGの理由は改めて記事にします
7、自分の考え方を俯瞰的に見つめる
誰かを裁こうとしていないか
誰かに認めてもらおうとしていないか
自分の強さを見せつけようとしていないか
他人の目を気にした判断や解釈に偏っていないか
何度も自分に問うてセルフチェックする
※慣れてきたら順番の通りでなくても構いません。気持ちを落ち着けて、複数の視点をもてる状態になれたらOKです。自分のやりやすい順番にかえて最終判断を出すまで、
何度も自分に問いかけてみてください。
・・・・
7までステップをふむと、随分気持ちが落ち着いてくるし
様々な視点を持ったことで、すでに解決策が明確になっている
場合が非常に多いです。
ですが、ココで判断するのは
まだ早いです!!
早期解決を望む時ほど、
ゆっくり落ち着いて、細部まで丁寧に。
問題解決の瞬間まで、気を抜かない。
これが大事になります。
7の次は、「事実確認」です。
(組織が小さい場合は)自分の耳と目を使って
みずから情報を集めます。
ここまでやって、また1~7の繰り返し
これでやっと、どうしていくか判断し
具体的な指示をメンバーに伝えます。
「そんな時間ない!判断を急ぐ必要がある!」
、、、と、思いますよね?^^
お気持ちは、わかります。
ですが、私は最大300名の組織マネジメントを行ったり
派遣会社の営業として、様々な職場のトラブルを解決した経験から
「どんなに大きく見える問題でも 緊急と思える問題でも
「今すぐ」判断が必要な案件は、ない!」
と、言い切る事ができます。
※災害時など、命を守る事にかかわる判断は別です
「焦って判断する前に、気持ちを落ち着けて、視点や捉え方をかえる」
このステップを踏む事は、問題が大きくしないための要因の1つです。
考えたり整理する事に慣れていない場合は
最初は時間がかかると思いますが
何度か試すうちに、10~20分もあれば
7まで進める事ができるはずです。
最初の10分を惜しまない事で
その後、問題がスムーズに解決するとしたら?
その後、精神的にも時間的にも大きな余裕ができますよね^^
チームや組織の中で起きる出来事は
解釈というフィルターを通る事により、事実と違って伝わったり
本来問題では無かった所に問題を生んでしまう事がとても多いです。
解釈で判断をしてしまった場合、当事者と
リーダーの信頼関係の修復は相当難しくなります。
あなたの判断が問題を大きくも小さくもします。
その後の関係性にも大きな影響を及ぼします。
焦らずゆっくり丁寧にまずは自分に問いかけてから
動く癖をつけてみてください。